Variant型(バリアント型)は、Visual Basicなどのプログラミング言語で使われる汎用的なデータ型で、異なる型のデータを1つの変数で扱える柔軟性を持ちます。
しかしその反面、メモリ使用量の増加やバグの温床になりやすいなどの注意点もあるため、正しい理解と使い方が求められます。
本記事では、Variant型の基本的な仕様からメリット・デメリット、実際の使用例や代替手段までを詳しく解説します。
Variant型の基礎知識
Variant型とは何か?
Variant型とは、文字列、数値、日付、オブジェクト、配列など多様なデータ型を格納可能な特別なデータ型です。
Visual BasicやVBScriptをはじめとする動的型付けをサポートする言語でよく利用され、変数に代入された値の型をもとに、内部的に最適な型へ自動的に変換されます。
特徴と自動型変換
Variant型の最大の特徴は、代入時に型を明示的に指定しなくてもよい点です。
以下はその仕組みの一例です:
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