8進数(octal number)は、基数を8とする記数法で、主にIT・コンピュータ分野で利用される数値表現の一つです。
日常生活ではあまり目にする機会はありませんが、プログラミングやOS開発、ファイルパーミッションの表記など、技術的な場面では頻出の概念です。
本記事では、8進数の仕組み・10進数との違い・実際の使いどころまで、専門知識を交えながら丁寧に解説します。
8進数とは?基本の仕組みと表記方法
8進数の基本構造
8進数は、0〜7までの数字のみを使ってあらゆる数値を表現する記数法です。
位取りの重みは右から順に 1(8⁰)、8(8¹)、64(8²)、512(8³)… と8の累乗によって決まります。
例:8進数「755」の計算方法
「755」という8進数を10進数に変換すると以下のようになります:
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