ロールバックとは、データベースの更新処理(トランザクション)の途中でエラーや障害が発生した場合に、処理を取り消して元の状態に戻す仕組みのことです。
これにより、不完全なデータが保存されるのを防ぎ、データの整合性を維持できます。
例えば、銀行口座からお金を振り込む処理では、「送金元の残高を減らす」と「送金先の残高を増やす」という2つの処理が必要です。
もし途中でシステム障害が発生し、送金元の残高だけが減った状態になってしまうと大きな問題になります。
このような場合、ロールバックによって処理開始前の状態に戻し、データの矛盾を防ぎます。
ロールバックは、データベースに記録されたログ情報を利用して実行されます。
障害発生時でも安全にデータを管理するための重要な機能です。
ITパスポート試験で覚えるポイントは、「ロールバックは異常終了したトランザクションを取り消し、処理開始前の状態に戻す機能であること」です。
また、データの整合性を保つために利用されることや、「処理を確定するコミット」と対になる概念であることもあわせて理解しておきましょう。
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